転職

「第二新卒」で転職を考えているあなたが、“石の上にも三年”を気にしなくて良いこれだけの理由

第二新卒

 

管理人のトモです。

 

第二新卒転職を考えている方から、“石の上にも三年”という言葉をときおり耳にします。

まだ3年も勤めていないのに、今の会社を辞めてしまってよいのかという悩みです。

 

石の上にも三年という言葉は小学校で学ぶ有名すぎる故事成語ですから、どうしても気になってしまうのは分かります。

 

トモはファーストキャリアで10年以上、東証一部上場企業の証券会社で働いていました。

確かに転職市場において、3年をキャリアの1つの区切りと考えることは企業慣行として行われています。

しかしながら、それは20代後半以降の人の話であって、「第二新卒」の場合はそのことに神経質になる必要はないんです。

 

この記事では、第二新卒のあなたが3年のキャリアに拘らなくても良い理由についてご説明します。

1 3年のキャリアが必要なのは、貴方がそこで身につけたスキルを転職の武器にするとき

先ほどもご説明したように、転職の際に、3年のキャリアが武器になる場面はあります。

 

それは、あなたが現在の職種を気に入っていて、次の企業でも同じ仕事をしたいと希望している時です。この場合は、今の職場で3年くらいは頑張る必要があります。

なぜなら、どんな仕事でも3年くらいはやらないと一通りのことができるようにはならないからです。

3年未満で身につけたスキルが他社で重宝されるほど、世の中甘くはありません

 

しかし第二新卒として転職する場合は、あなたは過去のキャリアを武器にする必要がないのです。そもそも企業側がそれを求めていません。

この場合はあなたには「若さ」という、新卒に準ずる武器があります。

転職市場において、「若さ」は、「スキル」「経験」と同等か、それ以上に使える武器なのだということを押さえる必要があります。

自分が手にしている武器を過小評価する必要はないのです。

 

厚生労働省の調査では、2018年5月の有効求人倍率は全国平均で1.60倍ですが、東京都では2.15倍、最低の沖縄県でも1.12倍となっています。東京都では求職者数の倍以上の求人があることになります。中年や高齢の方々全部を含めた転職市場においても

このような状況ですから、第二新卒市場では「超売り手市場」時代が到来しています。

 

このような労働市場の状況を受けて、企業は新卒者の奪い合いになっており、採用予定人数を確保できなかった企業がその補充として「第二新卒」を積極的に採用しています。もちろん企業だって、第二新卒よりも完全に真っ新な新卒者の方が良いに決まっています。しかし貴方もその会社を新卒時には選ばなかったのですからお互い様と言えるでしょう。

 

採用企業には、どうしても第二新卒者を採用しなければならない差し迫った事情があるのです。第二新卒者を喉から手が出るくらい欲しがっている、もっと言えば、三顧の礼をもってしても入社して欲しい企業側の事情があります。

 

あなたは堂々と第二新卒であることで若さを売りにして転職すれば良いのです。

大丈夫、企業は第二新卒に、スキルや経験を大して期待してはいません。

2 第二新卒の転職ではキャリアコンサルタントを味方につける

第二新卒での転職のためにハローワークへ行く人はいないはずですが、念のために言っておくとハローワークはマジで使えませんw

 

リクナビNEXTやリクルートエージェントなどの転職支援企業のサービスを利用しましょう。無料ですので。

 

その際、やはりキャリアコンサルタントから、この人のために一肌脱いでやるか、と思ってもらえるように、彼らを味方につけることが大切です。

 

また、前職をすでに半年以内に辞めてしまっているような人は、キャリアコンサルタントにきちんと相談することが必要です。物は言いようということがあって、早期退職の理由を説明するにも、転職先企業が受け入れやすい表現を教えてくれます。

 

トモも前回の転職でようやく納得のいく会社に巡り合えましたが、紹介してくれたコンサルタントは、複数いたキャリアコンサルタントの中で最もトモとウマの合う方でした。

感謝してもしきれません。おそらくそれなりの時間をかけて、トモの希望にあう仕事を探してくれたはずです。

 

転職エージェントには、それぞれカラーがあり、求人紹介はAIを使って自動的にやってないか?と訝しく思うほどいい加減なのに、面接の段階になるとがぜん大手の調査能力を発揮する会社や、面接対策にはぜんぜん力をいれていないけれど、紹介してくれる求人にこちらの希望がきちんと反映されていて愛を感じる(w)会社もあります。

 

なので、転職エージェントは大手をいくつか見繕って、少なくても3社には登録しましょう。ちなみにトモは5社に登録していました。

トモが実際に使ってみて良かった転職エージェントを3社だけ紹介するので、状況に応じて、又は職種に応じてもう1社か2社くらい追加することをお勧めします。